7/12 交流会「京都という創作環境をめぐる vol.6」開催レポート
中間支援組織や施設で働く方々と実演家をつなぐ場として毎年7月に企画している交流会「京都という創作環境をめぐる」は、6年目を迎えました。初回と二回目は居酒屋での飲み会スタイルでしたが、2020年以降はオンラインで開催を続けています。同じ空間を共有してわいわい交流していた場を再び、と思う気持ちももちろんありましたが、一方でオンラインは居住地を問わず参加していただけるのが魅力でもあり、今年も7月12日(水)の夜にオンラインにて開催しました。
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参加者は、途中参加/退出の方も含めると23名。京都のほかに、滋賀、静岡、東京、北海道とさまざまな地域から参加していただきました。お子さんのお世話をしつつ、飛び込みで入ってきてくださった方も。
会は、理事長・和田からの簡単なご挨拶に続いて、乾杯と記念スクリーンショット。そのあと、お一人ずつ自己紹介として、お名前とご所属(あれば)、それから三つのお題のうちひとつを選んで一言コメントをいただきました。お題は「交流会に来た目的」「長期的な夢や野望」「自分にとって京都は◎◎なところ」。京都は自転車の街、という人がいれば、バスの街、という声もあがったり。猫を飼うという野望を抱く人がいる一方で、将来イタリア公演をしてみたいという夢も語られるなど、短いコメントでもわいわい盛り上がりました。
自己紹介のあとは、zoomのブレイクアウトルーム機能を使い、小グループに分かれてフリートーク。京都での滞在制作と公演を予定している劇団の方の宿泊場所を考えるグループや、いま本当に有効な広報ツールとは何かディスカッションするグループも。それぞれが活動している地域の特徴もよく話題にあがりました。
最後には、みなさんの今後の活動を宣伝していただく時間を設けました。オンラインでは名刺交換こそできませんが、チャット欄を活用して公演情報や連絡先をシェア。予定終了時間の22:00で一度全体を締めたあとも、ミーティングルームをしばらく残しているとゆるやかに二次会のような雰囲気に。ここで次の現場の当日運営スタッフ集めの策を立てた方もいらっしゃいました。
オンライン化以降、京都やその近郊で活動する人たちのネットワークづくりと同時に、他の地域の方が京都について気軽に情報収集できる場としても、この交流会が活用されているように感じます。これまでの成果を踏まえつつ、今後の発展もじっくり考えていきたいと思います。
文責:和田ながら
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