本年度のインターン生企画として、2021年度より京都舞台芸術協会が開催している交流会「月1だべりば」の対面イベントを3月20日(月)に京都市東山青少年活動センターのロビーにて実施いたしました。この企画は、コロナ禍でオンラインでのやりとりが増えた中、舞台芸術に携わっている人、これから携わっていきたいと思っている人が対面で会って、世代を越えて交流することを目的としました。
舞台芸術を続けていきたい学生やフリーランスとして舞台芸術に関わっている方、文化施設で働いている方など、舞台芸術に対して様々な関わり方をしている9名の方に参加していただきました。協会の理事とインターン生を含めると、計14名となりました。
はじめに、全員で自己紹介をしました。皆さんの所属と今行なっている活動、交流会への意気込みをお聞きしました。「舞台芸術業界で実際に活動している人の様子が知りたい」「自分とは異なる世代の人と繋がりたい」など、皆さんこれまで話す機会が無かった方との交流を楽しみにしてくださっていました。
自己紹介の後は、一人ひとりのことをより深く知っていくために3-4名のグループに分かれて活動しました。前半は、「舞台芸術ライフヒストリーを作ろう」と称して、一人ひとりが自分の活動のきっかけや転機などを含む舞台芸術史をA4の紙にまとめ、グループのメンバーとシェアしました。
後半は、グループを変えて「創作環境」「最近の悩み」「今後やりたいこと・展望」「舞台芸術について感じていること・思っていること」という4つのテーマについて話しました。それぞれが抱えている困り事や課題について共有し、おすすめの本の紹介するなどお互いにアドバイスをし合うグループもありました。
交流会では、皆さんそれぞれがどのようなきっかけで活動を始め、どのような思いを持って活動しているのかについて言及されている場面が多くありました。普段、表には出てこないような一人ひとりの思いや考え方を共有できる機会になったのではないかと思います。
(文責・インターン生 永澤萌絵)
アイキャッチ作成・インターン生 岩越信之介
■企画告知ページ:https://kyoto-pa.org/intern_daberiba/