7/21 交流会「京都という創作環境をめぐる vol.5」開催レポート

  • 2022.08.04

2018年から年に一度開催している交流会「京都という創作環境をめぐる」、今年はvol.5として7月21日(木)にオンラインにて実施いたしました。交流会は以前から協会が力を入れていた事業でしたが、このシリーズは、京都の創作環境を支える施設や中間支援組織などで仕事をしている方と実演家がつながる機会になれば、という思いで取り組んでいます。

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今回の参加者は途中参加/途中退出も含めると19名。作品をつくっている人、学生演劇祭に関わっている学生さん、劇場で働いている方…。そして、沖縄、豊岡、名古屋、豊橋、東京と、京都以外から参加してくださった方がいらしたのが非常に印象的でした。地域を超えた交流のきっかけになりうるのはオンライン実施のメリットです。

協会から簡単な挨拶をさせていただいたあと、まずは乾杯(とスクリーンショット!)。
お名前とご所属と、それから3つのお題「交流会に来た目的」「最近見た作品」「舞台芸術にとって京都は○○なところだ」からひとつを選んでコメントいただく、というかたちでおひとりずつ自己紹介タイム。「最近の京都を知りたい」「京都で活動している人と話してみたい」という声や、「未来の協力者を探しています!」という意気込みを語ってくださる方もいらしたりと、みなさんがそれぞれこの場を活かして楽しみたいというムードが嬉しい。

思い思いの飲み物片手に、乾杯!

自己紹介のあとは、zoomのブレイクアウトルーム機能を使い、4~5人の小グループに分かれてフリートーク。全員参加の画面に戻ったら、それぞれの部屋でどんなおしゃべりをしていたか、各部屋に参加していた理事メンバーが全体にシェアする、というのをメンバーをシャッフルして2セット行いました。話題は部屋ごとにさまざまで、実務的なシゴトのツールについて情報交換したり、学生演劇祭が築いてきたネットワークについてあらためて考えたり。そもそも京都舞台芸術協会ってどうやってできたの? という話をしていた部屋もありました。

みなさんの今後の活動をPRしていただく時間を設けたところ、東西南北のいろんなプロジェクトが紹介され、チャット欄にたくさんの公演・企画のURLが並びました。ほかにも、個人のSNSアカウントなどをチャット欄に書き込んでいただき、つながりをつくっていただいたりも。

予定終了時間の22:00で一度全体を締めたあとも、ミーティングルームはしばらく残し、ゆるゆると二次会的な雑談を楽しみ、解散しました。

それぞれのふだんの現場では顔を合わせることがないような人たちが偶然に出会っておしゃべりするところ。そういった場の重要性をとみに感じた機会となりました。年一回の開催を続けてきた本テーマでしたが、もしかしたらもう少し頻度を上げてもいいのかもしれません。

今回、画面越しでお会いしたみなさんと、リアルでもお会いできることを楽しみにしています。

文責:和田ながら

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