【共催事業】ON-PAM勉強会「自治体の文化政策を知る 〜京都市の事例から」

  • 2018.12.19

舞台芸術の制作者を中心に国内外にネットワークを構築しているNPO法人舞台芸術者オープンネットワーク(ON-PAM)が、1月21日(月)に京都で勉強会を実施します。京都舞台芸術協会も共催として協力しております。制作者のみならず、実演家の方々にとっても有意義な機会になるかと思います。ぜひご参加ください。

NPO法人舞台芸術製作者オープンネットワーク(ON-PAM) 政策提言調査室
勉強会「自治体の文化政策を知る 〜京都市の事例から」

ON-PAMでは、政策提言調査室の活動により、国の文化政策の動向をより詳しく知る機会が増えている。
日本をフィールドに活動する上で、国の政策は大きな意味で全ての人々に影響があると言えるが、逆に言えば大きすぎて通常の活動の中で直接やり取りをする存在とは捉えにくいと考える会員も多いかもしれない。一方で、多くの非営利セクターで活動するアートマネージャーは、自治体が主催する催事や自治体が設置した文化施設に何らか関わって仕事をしており、むしろ自治体をステークホルダーや仕事のパートナーとして意識しているのではないだろうか。
だとすれば、そうした自治体がどのような根拠で文化行政を推進しているのか、その根拠となる計画や条例、あるいは決定プロセスなどを知ることは、日々の仕事をやりやすくする上でも、またより大きな目標を達成する上でも必要なことだろう。
京都市は「第2期 京都文化芸術都市創生計画(平成29年3月策定)*」という計画に基づいて現在の文化芸術行政を推進している。今回の勉強会では、その策定にあたって尽力した京都市職員の倉谷誠氏をゲストにお招きする。計画の策定プロセスやその考え方・根拠について学び、現場で活動するアートマネージャーたちにどのようなコミットが考え得るのかを探る機会としたい。

*第2期 京都文化芸術都市創生計画 本冊
http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/cmsfiles/contents/0000004/4509/2souseikeikaku.pdf

日時:2019年1月21日(月)18:30〜20:30
会場京都市中京青少年活動センター 中会議室
(〒604-8147 京都市中京区 東洞院通六角下ル御射山町262)
ゲスト:倉谷誠氏 京都市 文化市民局 文化芸術都市推進室文化芸術企画課計画推進係長
モデレート:橋本裕介(KYOTO EXPERIMENT/ロームシアター京都)
入場料:無料
申込お申し込みフォーム
主催・お問合せNPO法人舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM) info@onpam.net
共催:NPO法人京都舞台芸術協会
協力:東山青少年活動センター(公益財団法人京都市ユースサービス協会)

進行
1. 計画の背景と位置付けを知る
2. 計画の策定プロセス(誰がどのように関与しているのか)
3. 関係機関との連携及び庁内の連携(国や他部局とどのように関わり文化芸術予算を確保しているのか)
4. 質疑応答
以上

倉谷誠氏 プロフィール
昭和55年,大阪市生。立命館大学文学部卒。平成15年に京都市入庁。
福祉や人事の業務を経験し,現在は文化の計画担当として文化行政全般に関わっている。
担当者の経歴を含めると,文化行政は通算7年目。
主に,計画に掲げる新規事業を担当しており,若手芸術家への支援事業,
伝統芸能文化の創生事業に加え,文化芸術による共生社会の実現に向けた仕組みづくりを企画・検討している。

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