7月4日(金)に交流会「京都という創作環境をめぐる vol.8」を開催しました。
本企画は、実演家のみならず、劇場や稽古場施設、中間支援団体のスタッフ、さらには研究者や学生などにも広くご参加いただき、「京都」というローカルを共有しながら活動している人々をつなぐプラットフォームを目指して、2018年より継続して取り組んでいる交流の場です。
今回は「Collabo Earth E9」にて、会員11名、非会員9名、計20名の方々にご参加いただきました。
劇作家、演出家、俳優、ダンサー、テクニカルスタッフ、プロデューサー、研究者、学生、施設職員、中間支援団体のスタッフなど、実に多様な領域で活躍されている方々が集い、協会理事会のメンバーも交えて、幅広い世代・立場による対話の時間が生まれました。

会は、乾杯と参加者全員による自己紹介からスタート。お名前や肩書きに加え、それぞれが現在取り組んでいることや関心のあるテーマを共有してくださり、会場の雰囲気も一気に温まりました。
その後は自由に歓談タイム。初めて顔を合わせる方同士はもちろん、久しぶりに言葉を交わすという方々の姿も見られ、自然にいくつもの会話の輪が広がっていきました。終始和やかな雰囲気のなか、会場のあちこちで熱のこもった対話や笑い声が響いていました。また、理事の一人がドイツからの参加ということもあり、現地の舞台事情や暮らしの様子をお話しできるブースも設けて、海外での活動に興味がある方にとっても、とても有意義な情報交換の場となりました。
最後には、恒例のPRタイム。今回はおひとり1分の持ち時間を設け、それぞれが今後の上演作品やワークショップ、進行中のプロジェクトなどについて自由に発表してくださいました。情報交換の場としても充実したひとときとなり、新たなつながりやコラボレーションへのきっかけも生まれたように思います。

普段の現場ではなかなかお話ししたり出会う機会のなかったりする方々が、肩書きを越えてつながり合うことができるこの交流会。様々な話題で盛り上がる様子から、それぞれが確実にネットワークを広げてくださっているのが伝わってきました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。また次回の開催でお会いできることを楽しみにしています。
(文責:渡邉 裕史)
—
開催概要はこちら