交流会「京都という創作環境をめぐる vol.7」開催レポート

  • 2024.08.16

7月25日(木)に交流会「京都という創作環境をめぐる vol.7」を実施しました。
実演家のみならず、劇場や稽古場施設、中間支援団体のスタッフの方々にも広くお声がけをし、「京都」というローカルを共有しながら活動している人々をつなぐプラットフォームを目指して、2018年より年に一度、同テーマの交流会の実施に継続的に取り組んでいます。

2020年からは新型コロナウイルス感染症の影響を受け、オンライン開催を続けていました。関西に限らず海外も含めたさまざまな地域からアクセス可能で、育児中でご自宅を離れづらい方でもお子様の様子を見ながら参加できるのはオンラインならではのメリットでした。一方で、フィジカルに出会うことの重要さに気付かされた期間でもあり、今回は2019年ぶりに対面での開催に踏み切りました。

当日、THEATRE E9 KYOTOの二階にあるコワーキングオフィス「Collabo Earth E9」に集まったのは29人。協会の理事会メンバーはもちろんのこと、劇団に所属している方、劇場スタッフ、フリーランスの俳優、研究者、振付家など、さまざまな分野/立場で活動をされている方々で、キャリアもさまざま。最近関西に移住してきたという方もいらっしゃいました。

会の冒頭に乾杯とお一人ずつの自己紹介をしたあとは歓談の時間。たちまちあちこちで輪がうまれ、終始和やかな雰囲気で、会場内では話し声が尽きませんでした。最後にはPRタイムを設け、おひとり20秒の持ち時間を使って次回公演や配信作品、ワークショップやプロジェクトについてお話いただきました。

ふだん活動している現場ではなかなかコミュニティが重ならない人や、名前は知っていたけれど話す機会がなかった人とも出会えるのが交流会の魅力。「はじめまして」の挨拶がそこここから聞こえてきたり、名刺やチラシを交換しあっている様子から、おひとりおひとりがネットワークを確実に広げてくださっていることが感じられました。参加者のみなさんにとって、今後の活動にプラスになる機会となっていたら幸いです。

(文責:和田ながら)

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