3月ダンスWS講師・夏目美和子さんインタビュー
3月の「俳優のためのダンスワークショップ」はダンサー・振付家の夏目美和子さんを講師にお招きしております。メールインタビューを掲載いたしますので、ワークショップの雰囲気を感じてみてください。
2016年3月19日(土),20日(日) 各日14:30〜17:00 ※二日間で一講座
@京都市東山青少年活動センター 創造活動室
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Q. バレエの(身体)表現の特徴ってなんだと思われますか?
A. 身体自体を訓練によって徹底的に非日常化することだと思います。これは別にバレエに限らず、舞台で見せることを前提とした身体表現全ての特徴なのでしょうが、ただ、バレエはその逸脱の仕方がすごい。トゥで立つことなどは典型ですが、ほぼずっと爪先立ちのまま踊り回るなんて普通じゃない、変ですよ。笑 でも多くの人が美しい、綺麗って言う。人間というのは、なにか当たり前でないものに憧れ惹きつけられるものなんだなとつくづく思います。
因みにダンスの基礎としてバレエがよく取り入れられますが、確かにメソッドが確立していて応用力はあるのですが、扱い方を間違えるとただ癖だらけの身体を作ってしまうことにもなりかねないのです。逸脱感がすごいだけに。WSではそのあたりのことにも触れながら、なぜそれでも私がバレエにこだわるのかをご説明したいと思います。
Q. 舞台に立つ身体に必要不可欠な要素はなんだと思われますか?
A. 隙を意図的につくることも含め隙がないこと。
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