昨年に続いて、京都舞台芸術協会は共催として参画しています。ぜひご注目ください。
期間中に3つの団体が公演するショーケースを開催いたします
それぞれの個性ある魅力をぜひお楽しみください
■参加団体■
THE GO AND MO’S/居留守/遊劇舞台二月病
ショーケース企画「Continue」は、上演を通じて舞台芸術活動を続ける、あるいは、引き継ぐとはどういうことかを考え、共有していくというテーマがあります。第1回の開催には、京都舞台芸術協会の協力を得て立ち上げました。上演の準備を重ねながら「コロナ禍での舞台芸術」や「劇場における労働時間」などを主題に、様々な実践やイベントも同時に行って参りました。
この度は更に、大阪現代舞台芸術協会(DIVE)のご協力も得て、三者での協働事業として企画しています。
22年度の上演には、居留守(演劇/京都)THE GO AND MO’S(コント/京都)遊劇舞台二月病(演劇/大阪)の京都と大阪の若手から中堅の多様で魅力あるアーティストにご参加をいただき、各60分以内のショーケース形式で上演をいたします。今年度は、小さいながらも大阪ー京都の舞台芸術を通じた新たな交流の場としても続けていけるように願っております。皆様の御来場を心よりお待ちしております。
日時
A 4月22日(金)19:00
・THE GO AND MO’S
・居留守
B 4月23日(土)19:00
・居留守
・遊劇舞台二月病
C 4月24日(日)15:00 ★
・遊劇舞台二月病
・THE GO AND MO’S
★3団体によるアフタートークを行います
・受付開始は開演の45分前、開場は30分前です。
・上演時間予定 120分 (内10分間の途中休憩を挟みます)
チケット[自由席/日時指定/税込]
一般: 前売3,000円・当日3,500円
U-25: 前売1,500円・当日2,000円
セット券* 一般:5,000円 U-25:2,500円
*セット券について
・ABCのうちから、お好きな組み合わせの2つのプログラムをご覧いただけます。
・予約限定の販売となります。当日はお買い求めいただけませんのでご注意ください。
チケット取り扱い
▽THEATRE E9 KYOTO
https://askyoto.or.jp/e9/ticket/20220422
プログラム参加団体
■THE GO AND MO’S『黒川フェス~春・京都』
(撮影:仲川あい)
でまかせ漫談、インチキ講談、創作落語、妄想漫才、デタラメ体操、キテレツ映像、ムチャ振りコント・・・。
60分間に詰め込めるだけ詰め込んでお送りするTHE GO AND MO’Sの『笑ケース』show!!!
※当日詰め忘れ、又は別のショーが混じる場合がございます。予めご了承下さい!
脚本・演出・出演|黒川猛
構成|黒川猛、中川剛
音楽|Nov.16
プロフィール|
黒川猛によるパフォーマンス企画ユニット。2011年12月に無期限活動停止となった「ベトナムからの笑い声」を経て設立。これまでに、京都・大阪・神戸・東京・福岡・名古屋・三重・松山で公演。即日完売、当日爆笑、翌日反省を目標に、コント、創作落語、漫談、講談、映像、音楽、体操、詐欺、その他ありとあらゆる手法で、ただひたすら「笑い」の模索を繰り返す。2020年5月「妄想コント」でTHEATRE E9 Air こけら落とし公演。2021年11月にはロームシアター京都での公演を敢行した。THEATRE E9 KYOTOには初登場。https://mproduce.wixsite.com/gomo
■居留守『 不 快 な も の に 触 れ る 』
(撮影:YUASA)
Q : ネットを通して繰り返される広告・CM。発話主体の不透明なそれらの声が囁くのは、規範としての理想的な身体?それとも幸福の定義!?
▶︎日常生活の中で社会から私たちに投げかけられるメッセージ。その中には、これまでの長い歴史の中で作り上げられた差別構造を使って、人々の憎悪を煽ることでその機能を発揮するものが在るように感じます。そして私たちはそれらの言葉を知らず知らずのうちに再インストールし内面化しているのではないか?その問いを出発点として、R2年に上演した『 不 快 な も の に 触 れ る 』のリクリエイションを行い上演します。
演出・構成|山崎恭子
出演|伊藤彩里( gallop / カイテイ舎 )、菅一馬、山崎恭子
プロフィール|
山崎恭子の個人ユニット居留守は、個々の“からだ”が社会制度によってどのように “身体”化され、その“生”が方向づけられているのか、という問いを創作のテーマに置いている。その作品は、言語表現・身体表現・インスタレーション的な舞台装置を組み合わせることで、行為選択のプロセスを、主体が置かれている環境との関係に描きだし、一連の筋からなる物語の上演とは一線を画す作品の上演を行っている。https://irusu-kyoto.tumblr.com
■遊劇舞台二月病『mass:others』
(撮影:小嶋謙介)
特別な幸せを願うでもなく、日常を過ごす女性。彼女は自分の子供を餓死させた。彼女への誹謗中傷は、その思考を縛り付けていく。ネットのコメント欄は、事件の詳細が明るみに出る程、その矛先を移す。母親を非難していた言葉は、次第にママ友への言葉に変わっていく。無責任さという化け物が、牙を隠してにじりよってくる。子供を守れなかった女性と、自分を守れなかったコメントの主達のお話。
作・演出|中川真一
出演|石田麻菜美、橋本達矢、小野愛寿香(i_garden/ステージタイガー)、中村ユリ(アルソア日粧)、本多信男(劇団大阪新撰組)
演出助手|武田真悠
プロフィール|
2011年近畿大学演劇部覇王樹座OB中川真一と松原佑次が立ち上げ。
実際の事件を類似案件と照らし合わせ、被害者、加害者、傍観者の視点で考察し、綿密な取材を元に、各々の無力さを演劇 にしている。無力さを知ることは後悔をすることで、演劇という仮想現実での追体験にて後悔を先に立たせ、教訓を得ようと考えている。2014年『Night Way苗と上へ』でウイングカップ4最優秀賞受賞。
space×drama2016にて『LEFT 榛名ベース到れる~』を上演。共同プロデュース団体を獲得。https://nigatsubyou.jimdofree.com
スタッフ
舞台監督|北村侑也
照 明|川島玲子
音 響|林実菜
制 作|渡邉裕史(ソノノチ)、奥山愛菜、木元太郎
宣伝美術|永戸栄大
主催|THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)
共催|NPO法人京都舞台芸術協会・NPO法人大阪現代舞台芸術協会(DIVE)
お問い合わせ
THEATRE E9 KYOTO
https://askyoto.or.jp/e9
TEL:075-661-2515(10:00~18:00)