去る7月16日(木)に、今年度最初の交流会「京都という創作環境をめぐる vol.3」を開催いたしました。新型コロナウィルスの感染拡大状況を鑑み、初めてのオンライン実施(zoomを利用)を試みた交流会の様子をご報告します。(レポート作成:和田ながら)
当日の参加者は協会の理事メンバーを含めて20名ほど。劇団を主催している方、劇場でお仕事をされている方、テクニカルスタッフの方などなど、バックグラウンドは多種多様。昨年、一昨年と継続して取り組んでいるテーマでもあり、リピーターの方もいらっしゃいました。また、「京都の環境に関心がある!」という大阪拠点・在住の方がいらしたり、中には小さなお子さんのお世話をしながら参加してくださる方も。物理的な距離があったり、夜にご自宅にいる必要があっても気軽に参加できるオンライン開催の利点が活きたように思います。
最初に理事長の和田から簡単にご挨拶をしたあと、それぞれが思い思いの飲み物を片手に乾杯!
自己紹介では、お名前・ご所属に加えて「いま一番求めている情報/交流会に来た目的/オンライン作品でおもしろかったもの」という3つのお題からひとつ選んでお一人ずつお答えいただきました。コロナ禍での活動について課題を抱えている…という話から、Netflixの注目作品のレコメンドまで、自己紹介の時点ですでにかなり幅広い話題に。
一通り自己紹介が終わったところで、zoomのブレイクアウトルーム機能を使って、4~5人ずつのグループに分かれてのフリートークタイムを設けました。席替えのように、メンバーをシャッフルして2セット。小部屋での歓談から全体のセッションに戻ったときには、各部屋に散らばっていた理事メンバーからどんな話題で盛り上がったかを報告してもらいました。やはり、このコロナ禍における情報収集・意見交換はどの部屋でも共通のホットトピック。日々更新される状況と情報をフォロー・シェアしながら、ローカルなネットワークのハブになる、という、協会が果たすべき機能もあらためて自覚をうながされたように思います。
今後の活動予定がある方のPRタイムを経て、交流会は終了しました。
劇場や稽古場で直接会って話をする機会が減っている今、交流会のような場は必要とされているように感じました。また、参加者のみなさんからは、今後の活動や情報に取り残される不安の声なども聞かれました。今後の協会の活動にも活かしていきたいと思います。
次回交流会は秋頃の実施を予定しています。
また多くの方にご参加いただけるよう、準備を進めてまいります。