10月6日(火)19:30~21:30に「舞台芸術の行く先」と題して開催いたしました、今年度2回目の交流会についてご報告します。(レポート作成:竹内良亮)
前回に引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からzoomを利用したオンラインでの実施。
今回の交流会では、特に普段協会と関りが少ないと思われる若い世代の舞台芸術関係者に参加を呼びかけました。
当日の参加者は協会の理事メンバーを含め20名ほどで、学生の方から20代の若い劇団員・スタッフの方、ベテランの方まで幅広い世代にご参加いただきました。また、府外や海外からも複数名ご参加くださり、物理的距離を超えたオンライン開催ならではの良さがあったように思います。
最初に進行担当の竹内から簡単なご挨拶をしたあとで画面越しの乾杯をし、
1人1分程度で自己紹介。
「交流会に来た目的/いま抱いている一番でっかい目標/最近面白かった作品」の3つのお題の中から1つ選んでお答えいただきました。
個人的には、抱いている目標の話題であの人やこの人の次の一手について窺えたことで、今後の展開に楽しみが増えました。
自己紹介の後はzoomのブレイクアウトルーム機能を使って少人数に分かれてのフリートークタイム。メンバーを入れ替えて20分ずつ2セット行い、1セットごとにチャット機能も利用しながら各ルームでの話題を全体で共有する時間を設けました。
やはりコロナ禍の活動についてはどの部屋でも避けては通れない話題となりましたが、世の中はどの程度以前のような活動を取り戻しているのか、変わる部分、変わらない部分はどこかと、自粛が始まってから半年以上経ち各分野・各現場の人たちが新しいルールを手探りで構築・対応している様が窺えました。
また若い世代に参加頂いたこともあり、学生演劇祭やコロナ禍の学生劇団の活動についての話題も盛り上がりました。世代によって認識の異なる部分も見受けられ、改めて世代間交流の意義を感じました。
最後に今後の活動予定がある方のPRタイムを設けて交流会は終了しました。
様々な立場や世代の方とお話する中でハッとするような認識の差もあり、今後もより幅広く交流の機会を設ける意義を感じました。交流会の中で頂いたご意見も今後の活動に活かして参りたいと思います。