【参加者募集】俳優のためのワークショップ 2026

  • 2026.03.08

■ワークショップ概要

「俳優のためのワークショップ」は、舞台に携わる多様なジャンルの講師と出会い異なる角度から演劇/演技を見つめ味わい、自分自身にとっての “よりよい俳優”を探るための企画です。
2026年は「演劇史をたどる」「身体をあじわう」をテーマに実施します。

A「演劇史をたどる」
講師:山口 浩章氏(このしたやみ/演出家)
日時:3月27日(金)18:00~21:00
ご用意いただくもの:ご自身が好きな台本1冊(ジャンルや国内外など問いません。紙媒体でお持ちください)、筆記用具、飲み物
定員:15名
会場:京都市左京西部いきいき市民活動センター 会議室2
(住所:京都府京都市左京区田中玄京町149)
https://gekken.net/SW_IKIIKI/profile.html
【アクセス】
京阪出町柳駅から徒歩7分。

◎こんな人におすすめ
 ⇒演劇のこれまでの歴史を聞きたい
 ⇒日本と海外の演劇、どんな交わりがあったかを知りたい

≪講師からのコメント
京都でお芝居をしております、山口浩章と申します。山口吉右衛門という名前で役者もやってます。
 学生の時に演劇を始め、いつか演劇で食べていけるようになるといいなあと、卒業後もお芝居を続けていました。「自分たちのやっていることは面白くて新しいことだ」とか、「新劇なんて古臭いぜ」とか思いながら貧乏生活を続けていたある日、共演者に「シェイクスピアの戯曲について、どれが好きか?」みたいな話をしたときに「読んだことないから知らない」と言われて、「ふーん」と返しながらハッと、自分達か自分たちの凄く近いところでやっているお芝居のことしか知らないのにどうして演劇を職業になんて出来るのだろうと思いました。
 それから少しして、演劇を研究している人たちがいることを知って、創作の現場と研究の成果を結び付けられたらいいなあと思い、大阪大学の大学院に行きました。
 その頃には自分が「新しい」と思ってやっていたことが、そうでもなくて、誰かが創った土台に乗っかっていただけ、または流行に流されていただけだったことを知り、実は色々な人が色々な実験や発見、発明をして現在の自分たちのお芝居に繋がっているんだなあと思うようになりました。
 もちろん、この講座?ワークショップ?を受けたからと言って、演劇の歴史全体が知れるわけではないけれど、そういう歴史の最前線でお芝居を創ってるんだなあと思うきっかけくらいにはなれば良いなと思います。


B「身体をあじわう」
講師:倉田翠(akakilike/演出家、振付家、ダンサー)

日時:3月30日(月)18:00~21:30
ご用意いただくもの:動きやすい服装、飲み物
定員:10名
会場:アートコミュニティスペースKAIKA
(住所:京都市下京区岩戸山町440番地 江村ビル2F)
http://www.ftas.info/kaika/access.html
【アクセス】
阪急「烏丸駅」23番出口、京都市営地下鉄「四条駅」6番出口より、南西へ徒歩8分。
新町高辻交差点の北西角。1Fがファミリーマートの建物。

◎こんな人におすすめ
 ⇒自分の身体を深く意識してみたい
 ⇒演技に必要な身体とはなにかを考えたい

≪講師からのコメント
はじめまして、はじめましてでない方もこんにちは、倉田翠です。京都を拠点に演出家・ダンサーとして活動しております。
俳優のための身体のワークショップ、ということですが、私がワークショップをすると大体半分以上俳優さんや舞台をやっていない人が受けにいらっしゃるので、心配しないでください。

「身体」という言葉がやや流行り出しているかと思います。私は俗にいうダンスができれば身体が効くのか、というと、ちょっと違うと思っています。
セリフが言える、振付が踊れる、というのはある意味誰でもできることで、その中で「身体が伴う」とはどういう感覚なのか。
例えば、小学生の頃、スーパーマーケットで学校の先生と出会してしまう。カートを押して子供を連れている。そこで私は「先生!」などと絶対声をかけませんね。私は両親が教師なのでよくわかりますが、教師が「親」をやっている時に、教師としての顔をしなければならない場合の複雑な状態というのは本当に見ていられない。
普通ならペコリと会釈くらいしたら良いものを、私はまるで全く気が付いていないように装い、横を通過する。先生もその配慮に気付き、知らないふりをする。この、交差する瞬間に走る両者の緊張感のあるフィクションの身体。
みたいなことが舞台上で必要な身体かと思っています。

何を動機に動き出すことができるのか、動かざるを得ないか。今踏んでる床はどこか。見ている先に何があるか。相手の俳優に目ヤニがついていて気になる。
セリフだろうが振付だろうが即興だろうが、俳優だろうがダンサーだろうが、無視できない状態にいかに正直であるか。
そんなワークショップができたらなと思っています。
ダンス経験は必要ありません。
お会いできるのを楽しみにしております。

■講師プロフィール

山口 浩章(やまぐち ひろあき)氏
1994年、立命館大学在学中に学生劇団「西一風」に入団し、演劇を始める。2005年より演出家としての活動を専門にし、2007年「このしたやみ」を結成。2009年より大阪大学大学院にて演劇学を専攻、2010年修士号を取得。2013年よりロシア、サンクトペテルブルク国立舞台芸術アカデミーのマギーストラトゥーラの一期生として留学、2015年学位を取得し帰国。
2011年の利賀演劇人コンクールにて優秀賞を受賞。
A.チェーホフやE.イヨネスコ、岸田國士や安部公房などの戯曲を演出し、国内の演劇祭や韓国、ロシア、ポーランドの国際演劇祭に招待され、上演された。
京都芸術大学 舞台芸術学科教授。

(撮影:Bea Borgers)
倉田 翠(くらた みどり)氏
1987年三重県生まれ。京都を拠点に、演出家・振付家・ダンサーとして活動。作品ごとに自身や他者と向かい合い、そこに生じる事象を舞台構造を使ってフィクションとして立ち上がらせることで「ダンス」の可能性を探求している。2016年より、倉田翠とテクニカルスタッフのみの団体、akakilike(アカキライク)の主宰を務め、アクターとスタッフが対等な立ち位置で作品に関わる事を目指し活動している。令和5年度京都市芸術新人賞。第18回日本ダンスフォーラム賞。2024年4月より、まつもと市民芸術館 芸術監督(舞踊部門)。

対象

俳優、演劇・演技に携わる18歳以上の方(演技経験は問いません)

参加費

◎各回2,500円
◎A・B両日参加:4,500円
※京都舞台芸術協会会員は各券種より500円OFF

お申し込み方法

Peatixのイベントページでチケットをご購入ください。
(当日参加の場合、支払いは現金のみの取り扱いです)
URL:https://act202603.peatix.com

  • 京都舞台芸術協会会員様へ:事前支払いをされる場合は、購入前に協会メールアドレス(info@kyoto-pa.org)までご連絡の上、割引コードを取得してください。申し込み時に割引コードを入力すると500円OFFにてご購入いただけます。
  • チケットの購入〆切は各回前日の23:59です。
  • 事前購入の場合のキャンセルは各回前日まで受け付けます。それ以降は対応しかねますのでご了承ください。

主催・お問い合わせ

NPO法人京都舞台芸術協会(担当・中村、渡邉) info@kyoto-pa.org

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