交流会①「京都という創作環境をめぐる vol.2」レポート
2019/07/18
7月11日に交流会「京都という創作環境をめぐる vol.2」を開催しました。
昨年の同じ時期、創造環境の整備や課題解決など、京都舞台芸術協会と近いミッションを持っている芸術支援団体の方々をお誘いして「京都という創作環境をめぐる vol.1」を開催したとき、会場のそこここで「初めまして」の声がたくさん聞こえました。京都はコンパクトな街でアートに関わる人々の距離感も近い…確かにそうとも言えるけれど、しかし、日々の活動エリアが少し異なるだけで出会えていない人も、実は多いのかもしれない。しかも、年度があらたまるごとに、京都に新しくやってくる人もいる。こういった交流会のような機会は、一度きりではなく継続的に必要なのではないだろうか?
ということで、vol.2となった本テーマ。

四条烏丸にほど近い居酒屋に続々と集まってきた参加者は合計で20名。現役の大学生・大学院生、劇場や芸術関係の施設で働いている方、劇団・ダンスカンパニーの制作者、昨年も参加してくださったリピーター、NPO法人の職員、テクニカルスタッフ、演出家、演劇祭の運営に関わっているひと、などなど、世代もご所属もお仕事も実に多彩。なかには関西に引っ越してきてまだ50日しか経っていないという人物も!

まずは協会理事長・田中遊の掛け声で乾杯して、簡単な自己紹介をひとまわり。そこからは、各テーブルでお料理をつつきながらフリートーク。お隣の部屋の宴会がそこそこのボリュームで盛り上がっているので、ちょっぴり声を張りながら…。

2回、全体の席替えをして人と人の組み合わせをシャッフルすると、また新しい話題に花が咲き、予定の3時間はあっという間に過ぎてしまいました。最後にはPRタイムを設け、チラシを配りあって、みなさんが関わっている公演や企画を紹介していただきました。

しとしと雨が降る中、解散。そして、まだ話し足りないな…というメンバーは二次会に流れていきました。
この交流会を新しいネットワークづくりの機会として活用しようという参加者のみなさんのアクティブさとフランクさもあって、とても良い場になったと思っています。みなさんにとって、なにか未来につながる種になれたら幸いです。
次回の交流会は10月を予定しています。テーマ、内容など、決定次第またお知らせいたします。今後もどうぞご注目ください。
担当理事 和田ながら
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