京都舞台芸術協会について
私たち京都を中心に活動する舞台芸術家は、創造環境を整備し、また舞台芸術と社会とのつながりを高めるために、「京都舞台芸術協会」を平成8年(1996年)に設立いたしました。そして、以後6年間の活動を通じて、芸術家同士の交流の場の提供や人材育成事業など様々な活動を行うなかで、情報のかたよりをなくし、望むものには機会が平等に与えられる環境作りを目指してきました。
やがて平成14年(2002年)。演劇、ダンスなどの舞台芸術の「豊かな自己実現に憧れる力」「無から有を生む革新性」を現代社会に生かし、市民がより豊かな生活を享受できる環境を作ること、また舞台芸術を通して豊かな感性を共有し高めあう人の輪を広げること、そのために舞台芸術を取り巻く環境をよりよくすることを目的とした特定非営利活動法人として、社会的な信用を得た活動を行っていくために再びスタートをきりました。
その後、京都では多くの舞台関係者の創意工夫と尽力によってハード、ソフトが整備され、国内外で有数の舞台芸術の拠点となりました。
年度ごとの活動報告
2017年度 貸借対照表(PDF)
2018年度 貸借対照表(PDF)
2019年度 貸借対照表(PDF)
2020年度 貸借対照表(PDF)
2021年度 貸借対照表(PDF)
2022年度 貸借対照表(PDF)
理事のご紹介
和田ながら(わだ・ながら) 理事長
京都造形芸術大学芸術学部映像・舞台芸術学科卒業、同大学大学院芸術研究科修士課程修了。2011年2月に自身のユニット「したため」を立ち上げ、京都を拠点に演出家として活動を始める。2015年、創作コンペティション「一つの戯曲からの創作をとおして語ろう」vol.5最優秀作品賞受賞。2018年、こまばアゴラ演出家コンクール一観客賞受賞。2018年より京都木屋町三条の多角的アートスペース・UrBANGUILDのブッキングスタッフ。2020年より鳥公園アソシエイトアーティスト。セゾン文化財団2021-22年度セゾン・フェローI。
(ポートレイト撮影:守屋友樹)
北方こだち(きたがた・こだち) 理事
舞台監督。1989年兵庫県生まれ。大学在学中は立命芸術劇場に所属。2014年よりGEKKEN staffroomに参加。アトリエ劇研閉館後はTHEATRE E9 KYOTOの立ち上げに関わり、2019年よりE9 staffroomの舞台チーフを務める。舞台監督として、したため、ルドルフ、ソノノチ、居留守、ブルーエゴナク、第七劇場など、演出助手として庭劇団ペニノの創作に関わる。2019年末より、まったりと気軽に思ったことを人と喋り合う場「世の中で起こっていることについて喋ってみる会」を企画し、不定期開催中。
竹内良亮(たけうち・りょうすけ) 理事
1987年生まれ。三重県出身。京都大学文学部在学中にロンドンのミドルセックス大学へ留学。舞台芸術学科を受講した後、現地の舞台美術家のアシスタントを務める。帰国後、2012年より京都を拠点に活動している。2013年には舞台美術を出発点としてイベントを行うユニット「伝舞企画」を立ち上げ、公演の企画も行う。2018年、第45回伊藤熹朔賞新人賞受賞。
筒井加寿子(つつい・かずこ) 副理事長
高知市出身。ルドルフ主宰。1999年劇団衛星入団。2003年退団後、フリーの俳優としての活動を経て2008年にルドルフを立ち上げ、演出・劇作を開始する。2019年より『舞台俳優のためのヨガワークショップ −舞台で「使える」身体になる−』を展開中。2008年よりアレクサンダー・テクニックを芳野香氏に師事。2018年、全米ヨガアライアンス認定指導者養成コース200時間修了。2020年、ルドルフ『隕石の栞』で十三夜会奨励賞受賞。平成21年度京都市芸術文化特別奨励制度奨励者。
藤井颯太郎(ふじい・そうたろう) 理事
1995年生まれの演劇作家。兵庫県立宝塚北高校 演劇科在学中「幻灯劇場」を旗揚げ。18歳の時に書いた戯曲『ミルユメコリオ』でせんだい短編戯曲賞を最年少受賞。Japonisme2018 伊藤郁女×森山未來『Is it worth to save us ?』にシナリオで参加。
近年は、日本センチュリー交響楽団の拠点プログラム「豊中名曲シリーズ」に小説を書き下ろしたり、架空のホテルに宿泊しながら観劇する「泊まれる演劇シリーズ」の演出を手掛けたり、実験的なWSシリーズ「フェニーチェ演劇解体新書」を立ち上げ講師を務めるなど結構頑張っている。
松岡咲子(まつおか・さきこ) 理事
女優/ワークショップデザイナー/アートコーディネーター。三重県生まれ。京都造形芸術大学舞台芸術学科卒業。小学5年生から高校生になるまで参加した、市民劇がきっかけで現在に至る。大学入学と同時に、京都を拠点に女優として活動を始め、2013年より「ドキドキぼーいず」所属。創作活動の傍、2014年より学校現場、企業、医療福祉施設などで、演劇的手法を活用したコミュニケーションワークショップのファシリテーターを務める。現在は、地域交流の場づくりや人材育成を目的としたアートプロジェクトに携わり、演劇・音楽・映画などのワークショップコーディネートなども手がける。
2015〜2017年大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(現COデザイン・センター)特任研究員。2017〜2021年大阪音楽大学ミュージックコミュニケーション専攻助手。
その他スタッフ
柳沼昭徳(やぎぬま・あきのり) 事務局員
1976年京都市生まれ。劇作家・演出家。 烏丸ストロークロック代表。近畿大学在学中の1999年に「烏丸ストロー クロック」を旗揚げ。社会の抱える不全と それが及ぼす人々への影響を描く。 近年は各地で演劇ワークショップや市民 参加型の創作も多く手がけている。第60回岸田國士戯曲賞ノミネート/第23回 OMS戯曲賞ノミネート。2016年度京都市芸術新人賞受賞。
渡邉裕史(わたなべ・ひろし) 事務局員
1988年京都生まれ。大学4年時に演劇と社会のつながりに興味を持ち、演劇活動と共にワークショップデザインを学び始める。大学卒業後、舞台芸術の支援やワークショップを行うNPOに所属し、団体が運営するアートスペースでの主催・共催事業の企画運営を担当。近年はフリーの制作者として、京都を中心に演劇公演の制作や、フェスティバル、街のイベントの制作・運営に携わっている。また、2010年から、文科省児童生徒のコミュニケーション能力の向上に資する芸術表現体験事業に講師として参画。演劇ワークショップ講師としても活動している。
富田明日香(とみた・あすか) 事務局員
1984年東京生まれ。烏丸ストロークロック制作。大学卒業後、システムエンジニアとして6年間勤務の後、転職、演劇制作を目指す。有限会社quinadaに所属、ハイバイ・サンプルなどの劇団公演に携わりながら、外部公演の制作助手などを経験。2017年より京都へ移住。
吉岡ちひろ(よしおか・ちひろ) 事務局員
1997年1月京都市生まれ。京都学生演劇祭2015実行委員会への参加をきっかけに、京都市内の小劇場を中心に制作および当日運営としての活動を開始。第3回全国学生演劇祭(2018年2月 於・ロームシアター京都 ノースホール)では実行委員長を務めた。2018年には劇団なかゆびに加入。現在は一般企業で働く傍ら、関西を中心に様々なカンパニーの制作・広報を担当している。2020年に英検1級を取得。
彩椿(つばき) 事務局員
1998年大阪市生まれ。舞台芸術の制作者。
中学から演劇を始め高校の時に裏方に興味を持ち、瓜生山学園京都芸術大学(旧:京都造形芸術大学)で演劇について学ぶ。卒業後は京都で舞台制作として活動。現在、韓国での活動を視野に入れて韓国語を勉強中。
会員名簿
団体会員
アートコンプレックス1928(web)
一般社団法人アーツシード京都(web)
一般社団法人Dance & Environment(web)
A級欠番
劇団衛星(web)
劇団なかゆび(web)
幻灯劇場(web)
C.T.T.京都事務局
ソノノチ(web)
特定非営利活動法人劇研(web)
ドキドキぼーいず(web)
ニットキャップシアター(web)
BRDG(web)
MONO(web)
笑の内閣(web)
個人会員
植村純子
大石英史
大熊ねこ
北方こだち
金田一央紀(Hauptbahnhof)
竹内良亮(web)
田中遊(正直者の会)
筒井加寿子(ルドルフ)
彩椿
富田明日香
豊島由香
中村彩乃(安住の地/劇団飛び道具)
丸井重樹
村上慎太郎
柳沼昭徳
横田宇雄
吉岡ちひろ
渡邉裕史(facebook)
和田ながら(したため)
賛助会員
イーアイオー
このしたやみ(web)
※2024年3月1日段階で、情報公開の許可をいただいた方のみ掲載しています。
※敬称略、五十音順です。
公開日:
最終更新日:2024/03/01